チャージコントローラーの不具合でチェックしたい箇所と対策

昨晩、平戸は少しまとまった雨が降った。

その影響からか?
CNCなどを動かしているISOLAの製作現場のチャージコントローラーの調子が悪くなりました。

現象としては、43V程度とバッテリー電圧は低いのに、充電を開始していなかったこと。

今回はそのチェックしたポイントを簡単にまとめます。どなたかの役に立てば。

また、こちらはISOLAが提供しているEサイクルソーラー充電キットのチャージコントローラーとは違う機種になりますので、ご留意ください。(工場の機械を動かしているソーラー電源になります)
ただ、基本的にチェックするポイントは、ほぼ同じです。

Eサイクルのソーラー充電キットのチャージコントローラー e-smart3

1.不具合の具体的な現象

現象としては、43V程度とバッテリー電圧は低いのに、チャージコントローラーが充電を開始していなかったこと。


チャージコントローラーでは、53V付近をディスプレイで表示しているが、インバーターは43V程度。テスターで測定しても43V程度。
チャージコントローラーが、満充電と勘違いしているようだと推測。

2.原因を推測してやってみたこと

湿度も電子機器にとっては重要なポイント

チャージコントローラーの端子付近でも43Vのため、端子の部分だろうと思い、一度、ブレーカーを落とした上で、配線を一度緩めて、抜いて、再び端子に締め込んだ。
そして、BATとPVのブレーカーをオンにして。再起動。
それで、43Vをチャージコントローラーも認識。
調子よく、充電も開始しました。

3.予防のためにとった対策

これからの季節、湿気も出てくるので、こういう接続部分は、接触部分の酸化などにより、接触不良などになりやすいのかも。
一応、対策として、接点復活スプレーを接触部分に吹いておいた。

KUREの接点復活スプレー
端子部分にスプレーしました

5.まとめ

やはり、チャージコントローラーも湿気などのちょっとしたことで、調子が悪くなったりするものだと、湿気対策の重要性を改めて認識しました。

今後

今後、こういったチャージコントローラーの不具合などについても、現象が確認されれば、対策もふくめて、公開していきたいと思います。

今回は違うチャージコントローラーでしたが、Eサイクルソーラー充電キットのチャージコントローラーも含めて、不具合などの対策なども公開したいです。
実際に工場で他のソーラー電源として稼働させていますので、そういった事例も掲載すれば、役に立つと思っています。

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